先日,心斎橋の御堂筋MIDビルで行われました,新日本法規出版財団主催のセミナーに参加して来ました。税制改正のセミナーです。
セミナー詳細
『一体改革の残された課題と経済対策~平成25年度税制改正~』 【大阪会場】
講師:阿部 泰久 (アベ ヤスヒサ)
一般社団法人 日本経済団体連合会 経済基盤本部長
日時:平成25年2月20日(水) 13:00(開場)13:30(開演)
(※終演予定 16:00)
会場:TKP大阪心斎橋カンファレンスセンター ホール3A
当職の業種は税金とは切っても切れない関係があり,毎度税金には悩まされます・・・。
所長の勧めもあり,後学のために参加しました。
今回のセミナーで特に気になったのが「教育資金の一括贈与に係る非課税措置の創設」のお話でした。
皆さんご存知でしょうか?
祖父母が,子・孫に対して教育資金としての贈与に関しては1,500万円まで非課税とする制度ができるのです。
<制度の概要>
・祖父母(贈与者)は,金融機関に子・孫(受贈者)名義の口座等を開設し,教育資金を一括して拠出。この資金について,子,孫ごとに1,500万円を非課税とする。
・教育資金の使途は,金融機関が領収証等をチェックし,書類を保管。
・孫等が30歳に達する日に口座等は終了。
・平成25年4月1日から平成27年12月31日までの3年間の措置。
となています。
「一括」と書いていますが,上記3年間に複数回に分けても大丈夫です。「教育費資金」の範囲としては,入学金・授業料・塾・習い事などで,具体的な範囲は今後,文部科学大臣が決定するとのことです。
沢山の税理士の先生方が参加しておられました。
参加者人数は約250人でした。
行政書士事務所 尼崎リーガルオフィス http://gyosei-alo.daa.jp/