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業務を通じて感じたことや,学んだこと,皆様に伝えたいことなどを綴っています。 
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    HN:
    阪本誠司
    性別:
    男性
    職業:
    行政書士
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    空手 スノーボード ラーメン食べ歩き
    自己紹介:
    兵庫県尼崎市にある合同法務事務所,YOTSUBA事務所の行政書士,阪本誠司と申します。
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    ご無沙汰しております。

    久しぶりに更新します。

    先日,中国人の経営する日本の会社の方からの依頼で,会社のある資料(日本語の文書)を,
    中国の裁判手続で提出したいとのことでした。

    はたして,その日本語で書かれた文書を提出して,本国で,どのような効果があるかは不明ですが,とにかく,なんとかしてくれと言われたので当職としても困りました。

    そもそも,日本の公文書(戸籍謄本や会社の登記簿謄本,住民票など)を外国に持って行ってもそのままでは,使用できず,公印確認や駐日外国領事の認証を必要とします。



    それで,今回は私文書ということなので,どれだけ現地で効果があるかはわからない旨,十分説明して,下記のように提案しました。

    ① まず,その文書の中国語訳をつくる。

    ② その中国語訳文を公証役場にて「これはこの文書の訳に間違いありません。」といった趣 
      旨で,認証を受ける

    ③ 公証人の認証を受けた文書に法務局で押印証明を受ける。

    ④ 外務省で公印確認を受ける。

    ⑤ 中国領事館で認証を受ける。

    ⑥ 中国にEMSで郵送。


    この手続では,あくまで「訳文」の認証手続で,「原文」の認証では無いことも十分説明しまして,受任しました。

    今回のこの案件は日にちの余裕が無く,郵送でやりとり等できなかったので,かなり走り回りました(泣)。

    午前中に翻訳家に公証役場まで来てもらい,認証し,そのあしで神戸の法務局(本庁)まで行って公印確認をしてもらい,そのあしで大阪府庁内にある外務省に提出(受付が16:00まで)。

    翌日,午前中に外務省で受取,そのあしで中国領事館(受付が15:00まで)に「加急」で提出。

    翌日受取,すぐさまEMSで郵送。

    幸い,期日まで(ギリギリ・・・)に中国に到着しました。    疲れました。




    今回の件は,当事務所が中国領事館に比較的近く,直接文書の持ち込み及び受取が可能だったことが期限までに書面を中国に到着させれた要因だと思います。(あと,私の行動スピードかな(通常業務ではバイク使用)(笑)。)





    各書面のコピーです。




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    YOTSUBA行政書士事務所 まで。
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